近江ヒストリア講座
近江三社寺ものがたり

2022年7月30日更新

2022年6月20日午後7時から彦根商工会議所4階大ホールで、 多賀大社・西明寺・金剛輪寺の歴史と遺産(宝物)を学ぶヒストリア講座「近江三社寺ものがたり」が2時間にわたり開催された。後述する「世界遺産でつながるまちづくりコンソーシアム」の第1回目の事業である。新型コロナウイルス感染拡大防止対策を施した会場には134名(定員150名)が参加しほぼ満席となった。
各社寺のPVが流れた後、片岡秀和多賀大社宮司・中野英勝西明寺住職・濱中大樹金剛輪寺住職から直接、伝承や歴史と国宝・重文・名勝などの文化遺産についてお話いただいた贅沢な時間となった。

参加者アンケートに78名の回答があり、「講座の感想」(抜粋)は次の通り。

  • 地元彦根にある名勝、文化財にもかかわらず知る機会がなく、大変興味深く参考になった
  • 書物でなく直接宮司様や住職様直々に生のお話をお聞きできたことは大変有意義であった
  • 各社寺が地域にあり、参ったこともありながら、縁起や所有する国宝等について何も知らず大変よかった
  • 近くの寺社仏閣が非常に由緒正しく、歴史的価値の高い貴重なものであることに改めて気づいた
  • 今回の様な講座は珍しい企画で、なかなか実現しない企画でよかった
  • それぞれのなりたちのみならず、神社やお寺の楽しみ方、坊人の存在、思想の深さ、大変興味深かった。滋賀の地域にますますワクワクした
  • 着席位置が前列から後半であった事が影響したのか、マスク着用で話された影響か、今迄に無く最初から最後迄、言葉が大変聞き辛かった
  • せっかくのプロモーションビデオが周りが明るすぎてか? よく見えなかった
  • 近江三社寺と国宝彦根城との関連した内容も話してほしかった

「講演会にはどのくらい満足されましたか」の設問に対しては、大変満足59.7%、満足36.4%、不満3.9%という結果だった。講座の感想を参考とし、新たな「愉しみ」の要素を付加しながら、講座開催の改善に努めなければならない。