近江ヒストリア講座
白洲信哉の近江山河抄 其の三「百済寺・石塔寺編」

2023年1月31日更新

2023年2月5日(日)14時から八日市文化芸術会館で、「白洲信哉の近江山河抄 其の三『百済寺・石塔寺編』」が2時間にわたり開催されました。「世界遺産でつながるまちづくりコンソーシアム」の第4回目の事業です。
各寺のPVが流れた後、百済寺住職 濱中亮成師からは直接、石塔寺住職 薬師行哲師はビデオ出演で、伝承や歴史・文化遺産についてお話いただきました。

参加者アンケートに51名の回答があり、「講座の感想」(抜粋)は次の通り。

  • もうすこし、ほりさげた内容にして欲しいです。
  • 滋賀県に多く点在する石の文化財と、渡来文化の関わりが非常に興味深かった。また、木や水に関わる文化とはどのような性格の違いがあるのか聞いてみたいです。
  • 時間が短い。
  • 百済寺濱中住職の講演が史実を踏まえ順序立てお話しいただき納得できる講演であった。
  • 百済寺ご住職の詳細・実直な説明、白洲先生の言語明朗な話術がしのばれた。石への熱意が楽しく面白かった。
  • 座席を固めて制限しているのは、わざと密にしているようでちょっと?と思いました。せっかく広い会場なので、ばらけて座れるとよかった。
  • 聖徳太子の跡が近江にこんなにあったのは新鮮でした。昨年の140周年のイベントで大阪や奈良がメインにあったように思っていたので。
  • 地域の歴史にあまり目を向けてこなかったので今日は3人のお話から点→線→面に白州正子さんの本を読みながら深めていこうと思いました。ありがとうございました。私も彦根城の中の高校に通ったものとして世界遺産の登録されますように!
  • 身近なお寺の認識をしました。渡来文化の日本、あるいはこの地での「育ち方」にはかねがね興味がありました。白州正子さんの大ファンです。一度もお出会い出来なかったことは残念ですが、感情、目のつけ方、思考のあり方は私の人生におおきなうるおいとなりました。お孫さんにつながれていてよかったです。滋賀に生まれてよかったと思わせてくれた大きな力になりました。
  • 濱中住職のお話が百済寺だけでなく、日本だけでなく、中国まで含めて非常にわかりやすく楽しくお聞きしました。薬師住職のお話も寺伝も歴史考古も含めてご説明頂き勉強になりました。白州さんの石へのお話鈴鹿から金勝にまたがる石山寺も含む文化圏の話も楽しかったです。
  • 白州さんのサイン本販売、もっと本の種類を増やしていただければと思います。

「講演会にはどのくらい満足されましたか」の設問に対しては、満足した65%、まあ満足した29%、不満4%、満足しなかった2%という結果でした。