近江ヒストリア講座
白洲信哉の近江山河抄 其の二「長命寺編」

2023年1月10日更新

2022年12月17日(土)14時から近江八幡市の滋賀中央信用金庫 本店営業部5Fで、「白洲信哉の近江山河抄 其の二『長命寺編』」が2時間にわたり開催されました。「世界遺産でつながるまちづくりコンソーシアム」の第3回目の事業です。
長命寺のPVが流れた後、長命寺副住職 武内健斗師から直接、伝承や歴史・文化遺産についてお話いただきました。

参加者アンケートに37名の回答があり、「講座の感想」(抜粋)は次の通り。

  • 湖東一体となった活動は、素晴らしいと思う、是非、彦根城世界遺産登録の後も、その精神で活動いただけたら、住民として、うれしく思います。
  • 長命寺副住職 武内さんの「参詣曼荼羅」の丁寧な説明がとても分かりやすかった。白洲さんのユーモアを交えた講義も心に残った。
  • 「長命寺」についての詳しい話を副住職から聞き、それに関連して正子さんの近江山河抄を思い起こしながら白洲氏の話を聞いた。江戸時代より以前の近江の歴史は本当に奥が深いと改めて思った。
  • 日本人の忘れていっている、自然崇拝について思い出させていただいた。長命寺も観音さんだけを拝みに行くのではなく、いろいろなものを見て歩きたいと思った。
    近くにいて知らないことが多すぎる。勉強するきっかけになれば。
  • 月間「目の眼」を愛読しています。白州次郎をリスペクトしています。
    伝承などはよくわからない話と考えられているせいか普段は詳しいことは聞けないが、今回も様々な話題が出てきて興味深く非常に面白かったです。次回も楽しみにしています。
    武内副住職のおそらく研究されたであろう長命寺参詣曼茶累羅の解説、もはや貧しいとは言わぬまでも中位国に落ちていく日本としては観光のための文化の掘り起こしていく必要があるという白州さんの多面的な視点が非常にエキサイティングでした。
  • 武内副住職の具体的なお話はよく見えた気がしました。白洲信哉氏は改めて文章を読んでみたいと思いました。
  • 長命寺さんのお話をもう少し掘り下げた内容を聞きたかった。白州さんのお話はちょっとまとまりがなくわかりにくいものがあった。
  • スクリーンが低く見づらかった。

「講演会にはどのくらい満足されましたか」の設問に対しては、満足した51%、まあ満足した41%、不満5%、満足しなかった3%という結果でした。